2011-05-01 16:00
その他
避難所で知り合った二人が結婚

5月中旬に挙式を行う
東日本大震災の避難所となっている宮城県南三陸町の志津川小学校に泊り込んでいる、避難中の男性、阿部誠輝さん(42)とボランティアのクリーニング店店員村上希望さん(28)が婚約した。二人は5月中旬に、挙式を行う予定。物資を運んで仲縮む
地震発生後、消防団所属の阿部さんは消防車で避難を呼びかけるなどして救済に当たった。その後も住民の救助を行ったり、避難所に泊り込んで被災者の世話をするなどしている。一方村上さんは、阪神大震災の際に被災地入りした父にも影響されて、3月26日に被災地入り。避難所を利用するうちに二人は会話をするようになり、物資の運搬を行っていた村上さんが
「地元の地理を教えてほしい」
と声をかけて、一緒にトラックで物資を運ぶようになって以降、二人の中は急速に縮まった。
村上さんが町を離れる日に阿部さんは村上さんを連れ、仮設の町役場に阿部さんを連れて行きプロポーズ。村上さんも笑顔でそれを受けた。阿部さんは、
「みんなのためにとの一生懸命さに引かれた」
村上さんは
「弱音を吐かずに働く責任感が頼もしい」
と話している。
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奈良新聞
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