2011-04-28 09:00
その他
影絵で描く恋物語が話題に―倉敷・大橋家住宅

障子に浮かぶ男女の恋物語が話題に
国指定重要文化財である大橋家住宅(倉敷市阿知)で、「影絵プロジェクト」が進行中で話題を集めている。窓に映し出される男女のロマンチックな影絵が、カップルや観光客たちから好評だという。この影絵は、南側の2階と1階、北側の1階の計3カ所で見ることができ、南側2階では和服の男女が出会い、語り合い、口づけを交わし、抱擁するという4場面がロマンチックに切り替わる。プロジェクターを使用し、日没から翌日午前1時まで投影されている。
このプロジェクトは、同住宅の9代目当主・大橋紀寛さんが、大原美術館などでにぎわう倉敷中央通り東側に比べて、人通りの少ない西側を盛り上げようと発案したもの。知人の協力を仰いでテストを繰り返し今年の3月上旬から始めた試み。
大橋家住宅での文化財ウェディングも
同住宅では、結婚式や結納を執り行うこともできる。ホテル日航倉敷が企画した「文化財ウェディング」は、全国でも二百十数年の歴史を持った国指定重要文化財住宅を会場に、他では挙げられない風格ある結婚式を挙げることができるという。2人の幸せな歴史を“伝統”という舞台でさらに記憶に刻みたい。影絵や文化財ウェディングといった新しいイベントを次々と企画する同住宅へ、一度足を運んでみてはいかがだろうか。
外部リンク
大橋家住宅
http://www.ohashi-ke.com/
ホテル日航倉敷
http://www.nikko-kurashiki.com/
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