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4月29日に行われるウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんの結婚式の警護に、ロンドン警視庁は式当日、警察官5000人を動員する。結婚式のパレードのみならず、式場のウェストミンスター寺院内に武装警官を並べる方針で、イギリス大衆紙のデーリー・メールは、「ロイヤル・ウエディング史上最大の厳戒態勢」と報じている。

天気予報によれば、4月29日は激しい雨だが、同寺院前の路上には25日の夜から止まりこみで王室ファンが列を作っている。寺院内部の飾りつけも開始しており、4月27日の午前4時半からパレードなどのリハーサルが行われた。

在英イスラム過激派の寺院周辺での抗議活動の申請は当局から拒否されたが、他の団体も「結婚式を標的にしている」と警告。イギリスもリビアへの軍事介入を主導したことから、祝賀ムードの一方で緊張感も高まっている。

ロンドン警視庁はすでに6名を逮捕し、また過激活動家ら60人をロンドン中心部から追放。爆発物探知犬なども導入し、寺院内部の不審物の捜索に当たっている。当日は70～80の特別警護チームを編成し、警戒に当たる。

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