2011-05-03 06:00
海外芸能
イギリス人記者、王室結婚式を批判

政府の緊縮財政と矛盾
イギリス人ジャーナリストのピーター・カルティ氏が、今回行われたウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんのロイヤルウェディングに莫大な費用がかけられていることは公平ではないと批判した。王室制度の維持は非合理的
イギリス出身の同氏は4月27日、プレスTVのインタビュー内で、「イギリスの財政難からして、王室結婚式に必要ではない大きな費用を気けることは、公正に反するものであり、一般の不満を招くことになる」
と語り、また発展と先進を目指すイギリス社会が、今後も王室制度を維持し続けることは合理性に欠けると指摘した。また、ラジオ司会者のステーファン・ロンドマン氏は、プレスTVのインタビュー内で、イギリスの王室結婚式と同国政府の財政緊縮計画は矛盾していると指摘した。
正式な統計によれば、今回のロイヤルウェディングの総費用は数千万ポンド(1ポンドは約135円)といわれており、これらは国民の税金からまかなわれている。そのため今回の結婚式は、一部の民間団体や反王政派などから批判されている。
外部リンク
IRIB WORLD SERVICE
ロイヤルウェディング公式サイト(英語)
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