2011-05-04 17:00
その他
男性過多で婚活産業が活況を呈す 中国

お見合いサイト登録者数は300万人越える
2011年4月25日に米誌のタイムは、「なぜ多くの中国人独身者はネットで意中の人を探すのか」
と題した記事の中で、中国ではネットを活用した婚活産業が隆盛を極めていると報じた。将来は結婚適齢期の半数がネットを用いて婚活か
中華全国婦女聯合会が行った調査によれば、中国には結婚適齢期の男女は現在1億8000万人存在しているのだが、その数は中国の男尊女卑的な思想や一人っ子政策の影響により、男性のほうがはるかに多く、2020年には適齢期の男性は女性を2400万人ほど上回ると見られている。また中国では子供は30歳までに結婚してもらいたいと願っている親が多い一方で、子供本人の交際範囲の狭さや仕事の忙しさ、相手に求める理想の高さなどが原因で、なかなか結婚できないケースも増えているという。
こうした状況から、ネットを利用したお見合い産業は盛況で、お見合いサイトの登録者数は2010年には300万人を越え、その支出総額は1億5000万ドル(約120億円)となっている。
中華全国婦女聯合会は、将来的にはネットを利用して結婚相手を探す若者は適齢期人口の50%を占めることになると推計している。
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