恋活ビューティーニュース

7月9日付けのQuotidiano.Netが、マッテオ・ガローネ監督の映画「ゴモラ」(2008)の出演俳優が、恐喝未遂罪と恐喝罪で有罪判決を受けたと報じた。

9日、サンタ・マリア・カプア・ヴェテレの裁判所は、ジョバンニ・ヴェノーサ被告に懲役13年10ヵ月の判決を言い渡した。罪状は、3度の恐喝未遂罪と1度の恐喝罪。

ヴェノーサ被告は、映画「ゴモラ」では、2人の若者に自分の縄張り内で活動しないように命じるナポリの犯罪組織カモッラのボスを演じていたが、フィクションの世界だけでなく現実でもヴェノーサ被告はカモッラの一員だったようだ。

ヴェノーサ被告は、カサレシ一家の幹部であるルイジ・ヴェノーサの甥であり、カステル・ヴォルトゥルノ地区の飲食店などのオーナーらを脅して、みかじめ料などをゆすりとっていたという。

判決文によると、100人以上の招待客で盛り上がっているパーティーの最中に、ピストルを持ったヴェノーサ被告が、レストランのオーナーの髪を掴みトイレに引きずりこんでいったという。

カステル・ヴォルトゥルノ地区で商業活動を行うオーナーらは、ヴェノーサ被告のみかじめ料などの強要に怯えていたらしく、カステル・ヴォルトゥルノの元市長であるフランチェスコ・ヌッツォ氏が告発したことで、今回の捜査が開始されたようだ。

【Izumi】

外部リンク

Quotidiano.Net
http://qn.quotidiano.net/cronaca/2012/07/09/

恋活ニュース「ゴモラのガローネ監督、カモッラに賄賂？」
http://www.koikatsu-news.com/

ゴモラ　公式サイト
http://www.eiganokuni.com/gomorra/