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アメリカの女性がサウスウエスト航空に公衆の面前で恥をかかされたと航空会社を告訴しました。サウスウエスト航空といえば、サービスと安さに定評のあるアメリカ国内路線の格安航空会社（ＬＣＣ）。格安航空会社は安さを実現するために持ち込み荷物の重さ・個数の制限と追加料金の徴収などをしていますね。女性は搭乗ゲートで「お客様は飛行機に乗るには太りすぎていらっしゃいます」と言われ、２人分の座席分購入してほしいと言われたそう。実はこの女性、なんと去年も同様のことを言われ訴えていたのだとか。

ニューオリーンズ出身のこの女性は一時180kg以上あり、その後ダイエットに成功したようですが、航空会社の「搭乗者のサイズ」の方針について、一貫性のなさに憤りを感じているようです。問題は２座席分の購入を求められていることではなく、そう言われることもあれば言われないこともある、ということのようですね。

去年の春に最初に告訴したあと、再度サウスウエスト航空を利用しようとしたところ、チケット担当の係員にゲート前の大勢の乗客の前で彼女は「２座席分の搭乗券を購入しないと搭乗できない」と言われました。しかし、その後航空会社の代表者がお詫びの連絡をしてきたのでそれを受け入れ、今後も利用することにしたそう。その後２回１席分のチケットで搭乗しましたが、何の問題もなかったということです。

しかし、2011年の11月、再度利用したところ、またしても太りすぎているため搭乗できないと言われたそう。というわけで、今回２回目の訴えをおこすことに決めたのですね。彼女は今まで他の航空会社ではこのようなことは一度も言われたことがなく、一貫性のある方針を明確にしていれば、今回のように恥をかかされることもなかったと主張しています。

ところで、サウスウエスト航空のホームページには「搭乗者のサイズ」という項目があり、体の一部分が隣の席にかかってしまう方は２座席分購入してくださいという内容が書いてありますが、この女性はゲートで追加チケット購入を迫られた際に、手すりを下げた状態でどの座席にも座ることができると訴えたのに聞き入れてもらえなかったそう。

彼女のブログには賛否のコメントが寄せられているようですが、確かに一貫性のある明確な決まりを設定し、デリケートなことは公衆の面前ではなく個人的に伝えてほしいものです。このような事態にならないためにも、日ごろからダイエットに励まないといけないですね！

外部リンク

サウスウエスト航空
http://www.southwest.com/