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5月12日付けのD.repubblica.itによると、ハリウッド女優のケイト・ウィンスレットが、自閉症への誤解、先入観を解き、自閉症の人の社会的な障害をなくすことを目的とした基金「ゴールデン・ハット・ファウンデーション(Golden Hat Foundation)」を設立したという。

ケイト・ウィンスレットは、「ア・マザーズ・カレッジ：トーキング・バッグ・トゥ・オーティズム（原題)」という自閉症についてのドキュメンタリー作品のナレーションを担当してから、自閉症の人々の現実に向かい合うようになった。

「ゴールデン・ハット・ファウンデーション」という基金の名前は、このドキュメンタリー作品の主人公である少年ケリ君の詩からインスピレーションを得たもの。シネマトゥデイによると、ケリ君は「金の帽子をかぶると自閉症の子どもがコミュニケーションを取れるようになる」という内容の詩を執筆している。

ケイト・ウィンスレットは、数多くのセレブに彼女の基金への協力を依頼。レオナルド・ディカプリオ、ジャスティン・ティンバーレイク、ジョージ・クルーニー、メリル・ストリープ、ジュード・ロウ、クリスティーナ・アギレラ、ジュリアン・ムーアなど多くの海外セレブがこの基金に賛同を表明した。

黒い帽子をかぶったこれらの海外セレブの写真が、「ザ・ゴールデン・ハット：トーキング・バック・トゥ・オーティズム(原題)」という本に掲載されている。

これからも、「ゴールデン・ハット・ファウンデーション」を通して、ケイト・ウィンスレットは、自閉症の人のための活動をしていくそうだ。

【Izumi】

外部リンク

Golden Hat Foundation
http://www.goldenhatfoundation.org/index.php

D.repubblica.it
http://d.repubblica.it/argomenti/2012/05/12/foto/divi_cappello_autismo-1017752/1/#media

シネマトゥデイ
http://www.cinematoday.jp/page/N0031247