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ロタウイルス感染症という病気をご存知でしょうか。一般的に乳児がかかりやすく、下痢症・嘔吐下痢症の原因としても知られている感染症です。まれに大人もかかるようですが、乳幼児は特に重症化しやすく、世界中では発展途上国を含めて数十万人が毎年亡くなっているといわれています。育児や趣味を中心としたコミュニティサイト、「ウィメンズパーク　ここからげんき｣がこのロタウイルス感染症に関して1499人のママにアンケートを実施し、興味深い結果が出ましたのでご紹介します。

ロタウイルス感染症については、ほどんどのママたちが知っていると回答。更に61％のママはどんな疾患なのかも知っていました。一般的にはノロウイルスの認知度が高いように思われますが、小さいお子様をもつママにとっては当たり前の情報のようです。

ロタウイルス感染症を経験したママの声


2011年11月から受けられるようになった予防接種については大多数のママが知っていると回答。しかしその予防接種には期限があることをご存知の方は少ないようです。実は予防接種を受けられるのは24週未満、あるいは32週未満までと決められているのです。これについては6割のママは知らないという結果に。さらに飲むタイプのワクチンであることは36.4％のママしか知らないという結果に。保健所や医師、看護師、ママ友などから情報は得ていても、詳しい情報までは浸透してないようです。

「新しく始まったワクチンだから効果・安全性などが心配」（神奈川県　30歳のママ）といった声があるものの、過半数のママが、ロタウイルスの予防接種を受けさせたいと考えていることが明らかになっています。特に6ヵ月未満のお子さんがいるママは意識が高く、「前向きに検討したい」と「接種したい」を合わせると6割を超えました。受けさせたい理由として最も多かったのは、「重症の胃腸炎に対して90％以上の予防効果があるから」（34.9％）。次が「WHO（世界保健機関）は地域に関係なく、世界中の赤ちゃんにロタウイルスの予防ワクチンを奨励しているから」（25.6％）という結果に。実際にロタウイルス胃腸炎を経験したママの半数が、看病で大変な思いをしたり、ほかの家族に感染したりしているため、「上の子で大変だったから下の子にはワクチンを…」と考えているママもいるようです。

我が子を守る一つの選択肢に予防接種も前向きに考えてみてはいかがですか。

外部リンク

参照元：ウィメンズパーク