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2013-07-14 11:00

恋愛・女子力

「既読無視」は、無駄恋への暴走を防ぐマジックワード。

LINE

LINEでメッセージを送って、相手が読んだから「既読」になるという恐怖システム。LINEブーム初期は、「読んだのに返さないと感じ悪いって思われちゃう!」とみんな慌てて返信していたものですが、それも慣れてくるとねー。「ま、いっか」とサクッと既読無視する人が増えてきました。恋愛業界では(どこだよそれ…)「既読無視はタブー中のタブー!犯罪レベル!」と言われておりますが、私、逆にいい現象だと思うんです。

恋愛に発展するかどうか〜の初期段階って、一番モヤモヤが発生する時期ですね。恋愛モヤモヤ病を患った女性からたくさん相談を受けますが、もっとも多いのが「メールの返信がこないんだけど、どう思う?」です。ちょっ…身も蓋もない。返信がないものは、ない。無。Nothing! つまり、彼はあなたに関心がないのです。ただそれだけの事実が横たわっているのに、恋愛モヤモヤ病の女性は「忙しいのかな?」「私の文面が怒らせたのかな?」と何かしらの意味を見出そうとします。怒らせた…とかネガティブシチュエーションとはいえ、さも感情の行き来があるかのような方向に持っていきたい、その感覚。わかります。わかりますとも! 誰だって恋をすればそうでしょう。でもね、第三者として冷静に客観視させていただくと、ないものは、やはりないんだな。「ない」以上の意味は「ない」のである。

でも従来のメールだと、そもそも相手が読んだかどうかもわかりませんでした。だから恋する女子は「ひょっとして、彼、携帯を落としてまだ読んでないから返信できないのかも!」と、妄想ストーリーをでっち上げ、「まだ脈あり」と勝手に判断したりしていました。あぁ、痛々しい…。しかし、ここへきてのLINEブーム。そして既読無視。読んだのに無視するともなれば、さすがにモヤモヤちゃんも「あれ…、彼って私に興味ないのかなぁ…」と自覚できますよね。既読無視はかなり感じ悪いことだとわかった上でも敢行する男の意志って、つまりは「もう関わらないつもりです」ってことだもん。嫌われたっていいくらいの勢いで。

人を好きになり、繋がりたい、手に入れたい、と躍起になる恋愛初期は、一つ一つの小さな現象に意味を見出そうとするのが自然な心理。でも「無」の中に何かを探すほど滑稽なことはありません。恋心の無駄遣い。まさに無駄恋! 新しい出会いの石ころを拾いに、一目散に街へと駆け出すほうがよほど賢明です。「ないものはない」を無駄恋防止のマジックワードとし、LINEで既読無視されたら、その相手への思いはさくっと強制終了させましょう。

外部リンク

参照元:ZuQuuuuuN!!
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