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2011-03-12 10:00

その他

「新婚手当」「結婚祝い金」「出産祝い金」…若者定住に腐心する自治体

新婚手当
若者の都市部への流出防げ
若者の定住促進を図るため、山形市内の各自治体は独自の制度を設ける取り組みを進めている。

子ども出産や結婚で補助金・祝い金
上山(かみのやま)市は新婚手当てを導入。結婚間もない夫婦に対し、約1万円を家賃補助として支給している。申請は結婚一年未満が条件で、申請が通ると2年で24万円が支給される。

市の人口は2011年1月時点で3万4000人程度。毎年300人~400人程度ずつ減っており、特に若者の仙台市や山形市への流出が顕著だという。

また遊佐町(ゆざまち)には、結婚祝い金という制度がある。少なくとも一方が町内在住で、結婚後も町に定住する40歳未満のカップルに町が3万円を支給する。

南陽市は子どもが生まれた家庭に出産祝い金を支給。親が出生届を提出した際に、第二子までは一人5万円、第3子以降は10万円分の市内の薬局や食料品店などで使用できる商品券を支給する。

また、村山市には「双子手当」と呼ばれる制度がある。双子や三つ子の親を対象に褒賞金10万円と、100万円を上限にしたホームヘルパー派遣費用を支援するなど、自治体ごとに特色を打ち出している。

外部リンク

上山市
遊佐町
南陽市
村山市
河北新聞社
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