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人気海外ドラマ「サマンサ Who?」では、事故で記憶喪失になった女性を熱演し、それまでの人生を一転させるストーリーで人気を博した女優クリスティーナ・アップルゲイト。その物語同様、いやそれ以上のドラマを持つ彼女の人生は、生きる力を与えてくれる。

そんな彼女が今回、NBCで制作される新コメディに主演することが決定したと米TVGuide.comが報じた。

同作品でクリスティーナが演じるのは、口の悪いワーキングマザー。口うるさい両親と仕事に就かない夫と共に暮らしているという設定からしても、面白そうなドラマ展開が期待できそうだ。

クリスティーナは、「Married... with Children」や「サマンサ Who?」などコメディ・シリーズへの出演で全米を中心に人気がある女優だ。2003年の「フレンズ」では、主人公レイチェルの妹役でエミー賞を獲得するなど、彼女の女優人生は輝いていたかに見えたが、ある日突然不幸に見舞われる。2008年初夏に乳ガンと診断されたのだ。さらに、治療を受けながらも出演していた「サマンサ Who?」第2シーズンが打ち切られてしまうという不運が重なる。

しかしクリスティーナは、懸命の闘病を乗り越え見事にガンを克服。闘病中、両乳房切断術を受けた時、常にそばで支えてくれたというミュージシャンのマーティン・レノブルと2010年の2月に結婚。そして今年1月に第1子を出産した。

ガン発覚、番組打ち切りと、普通の女性ならば挫けてしまいそうな不運の連続にもめげずに、見事に病気を克服したクリスティーナ。その後、その不運を覆すような結婚・出産という女性の幸福を手に入れ、ついにテレビ復帰を果たそうとしている彼女の生き様は、女性はもちろん、多くの人に大きな勇気と感動を与えてくれる。彼女の主演する新コメディが、今から楽しみでならない。

外部リンク

TVGuide.com
http://www.tvguide.com/

CHRISTINA APPLEGATE ONLINE
http://www.christina-applegate.org/