2011-09-13 19:00
恋愛・女子力
あなたは大丈夫??ストレス中毒増加中。

ストレス中毒を知っていますか?
ストレスとは嫌なものという印象ですが、好んで自分をストレスの中に持っていく人がいるそうです。アメリカの女性向けサイトOprah.comで、このストレス中毒についての記事が紹介されています。働く女子にはもうおなじみの「ストレス」という言葉。知らず知らずのうちに中毒になる前にしっかりチェックしましょう。
ストレス中毒とは、意識的かどうかに関わらず、気持ちの変化が起こったとき、それが感情として現れず、体調にあらわれやすい状態だとしています。人は脅威にさらされたときに、そこから逃げ出したり、または正面から立ち向かったりします。そういったときに、酸素の供給を高めるために血圧は上がり、栄養分を溜め込めるように消化活動はスローダウンする、といったホルモンによる体の働きの調節があるのです。
多くの薬がそうであるように、ストレスに関係するホルモンも、副作用とも言うべき、マイナス要素があります。ストレス時の体の状態が長く続くと、消化器潰瘍、心臓病、免疫力の低下などといった状態に陥ることが多いのです。
こんな人はストレス中毒の可能性が
ストレス中毒の人は、それぞれの癖を持った人が多いものです。優柔不断、完璧主義、義務感が強すぎる、悲劇のヒロインになりたがるなどなどがあげられます。あなた自身に思い当たることがあったら、自分の状態をチェックしたほうがよさそうです。自分では全く縁のない話だとしても、周りを見回すと当てはまる人がたくさんいませんか?一日中ガミガミ言っている上司や、うじうじと一つのことに固執する同僚などがそうです。こうした異なる特性を持つ人をつなぐ共通項、それは、気持ちを悲観的な方向に持っていって、そこから作り出されるストレスの中に自分をおいてしまうことだそうです。
ストレス中毒の多くの人は、何らかの心の傷を抱えていることが多いそうです。整理しきれない感情が、心の中に溜まっているのです。これは、水をいっぱい入れたタンクから、ちょっとした、揺れなどでも水があふれ出ることが多いようなイメージ。何か、一見小さな出来事でも、その刺激で過去の痛みがぶり返してしまうのだそうです。通常は泣いたり怒ったりと感情が爆発することで、溜まった水が一旦噴きだして、ゆとりができるのですが、感情を閉じ込めてしまうとこの働きが止まってしまうのだそうです。
ストレスを作り出し、体調不良などを起こすことで、目の前のチャレンジから逃げてしまう人もいます。そのうちに、新しいことを取り入れたり、問題に真正面から立ち向かうよりも、ストレスの中に身をおいたほうが、心地よくなってしまうそうです。
愛情に飢えている人もストレス中毒になりやすいそうです。子どもの頃から、必要なときに愛情を得られなかったと感じている人たちは、その寂しさという感情を閉じ込めて、理不尽なことを全てストレスのせいにしてしまうことができるからです。
自分に正直に!が一番
こうした例で分かるように、ストレスに自分から逃げ込んでしまうという一見奇妙な状態になってしまうのです。このような状態になると、周りの世界から自分を切り離してしまい、なおかつ、怖いもの知らずのような錯覚に陥ってしまうのが最も危険なことなのです。怖いもの知らずになってしまうと、本当の脅威にさらされたときに、それを認識できないので、正常なストレスに対する反応が起こらなくなってしまうからです。こんなストレス中毒を避けるには、自分の感情を素直に認めることが大切といいます。時にはモノにあたったり、大声を出すのもよしとしましょう。自分の中の否定的な感情を認めて、それをすっきり解消できるような行動を心がけることで、トラブルが起こったときに冷静に対処し、そうした経験から自分をもっと磨くことが出来るようになるといいます。感情を閉じ込めたら魅力的な笑顔もなくなってしまいます。ストレスと上手に付き合うようにしたいものです。
外部リンク
Ophra.com Am I Really—Gasp—A Stress Junkie?
http://www.oprah.com/spirit/Stress-Junkie
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