恋活ビューティーニュース

仕事も忙しいし、友達との約束もたくさんあるし、正直彼とセックスする気になれない、という人も多いという昨今。ところが、女性の健康や権利を考えるNPO、Healthy Womenが、大半の女性は、義務ではなく幸せのためにセックスをすると回答しており、このことは心身の健康によく働きかけるという調査結果を発表しました。その主な理由の5つをご紹介しましょう。

ニュージャージーの、ナオミ・グリーンブラット医師によれば、セックスにより、エンドルフィンというホルモンが放出されます。このホルモンは、心地よさをもたらす働きがあります。また、2002年にアメリカで行われた調査では、定期的に避妊をせずにセックスをしている女性、定期的に避妊してセックスをしている女性、セックスをしていない女性の3グループを比べた結果、ごくわずかですが順にストレスが少なくなっていたそうです。このことから、男性の精液にも何らかのストレスを減らす働きがあるのではという見方もされています。

セックスは、エクササイズとしてのメリットもあります。1回のセックスでの消費カロリーは85－250キロカロリー。また、日常で使わない色々な筋肉を使うことにもなります。

イギリスの病院で行われた研究にはこんなものがあるそうです。マジックミラーの向こう側の女性の年齢をあててもらいました。この中でも、実年齢より7－12歳若く見えた人たちの多くが週4回以上セックスをしている人たちでした。これには様々な理由が挙げられています。一つ目は「ラブ・ホルモン」とも言われるオキシトシンが、オルガズムと一緒に放出されること。また、男女共に定期的なセックスをしている人は心臓病などにかかる割合が低いことから、健康でいられること。ビタミンDやエストロゲンホルモンの働きが活発になることで、肌や髪がきれいになることなどです。

定期的なセックスの機会がある人は、また、免疫グロブリンAの値が高い人が多いため、免疫力も高まるとされています。

オルガズムの直前では、オキシトシンの値が通常の5倍にも達します。グリーンブラット医師によれば、このホルモンが痛みを和らげるので、関節や腰の痛み、生理痛すらも緩和するとしています。

こうした調査結果は、長い間、鶏か卵かと言われてきました。セックスが人を健康にするのか、健康な生活を送っている人がよりセックスを身近に感じているのかは、まだ性格には分かっていません。けれども、パートナーとの親密な時間が、悪い方向に働きかけるということは全くありません。二人の時間を大切にすることで、より健やかに、キレイになれたら嬉しいですね。

外部リンク

Shape ; 5 Ways Sex Leads to Better Overall Health
http://www.shape.com/lifestyle/sex-and-love/5-ways-sex-leads-better-overall-health