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2012-02-29 06:00
その他
若者に急増する、綺麗男“きれお”と草食系男子との違い

近年、急増中の「綺麗男」「清潔男子」
リクルート(東京都)のビューティワールド総研が昨年12月に20代を中心とした若い男性に、美容を重視する「清潔男子」が増えていると発表。ビューティワールド総研は、東京近辺の25~49歳の男性500人を調査。
●普段から肌の調子を気にかけている・・全体平均(6、2%)、25~29歳(17%)
●窓ガラスやショーウインドーで自分の姿をチェックすることが多い・・全体平均(8%)、25~29歳(18%)
といずれも若い男性の割合が大きく上回っている。
「綺麗男」と命名
リクルートは、いわゆる草食系男子とは異なり、美容意識が旺盛な若者を「綺麗男」(きれお)と命名。野嶋朗センター長は、綺麗男が生まれる背景について、
「女性の社会進出や育児に積極的な男性が増える中、性差の垣根が低くなり、体毛や皮脂などについて女性と同じような感覚をもつ男性が増えているためでは?」
とみている。(毎日JPより)
男性用スキンケア商品、売れ行き好調
綺麗男が増え続ける中、若者男性向けブランド「ギャツビー」のシートで手軽に顔をふける「フェイシャルペーパー」と化粧水の2010年度の売り上げが、10年前の3倍超。また、男性向けの洗顔料も、これまでのスクラブ系で爽快感が強いタイプから、「ヒアルロン酸配合 うるおい洗顔」の新タイプの売れ行きが急上昇しているという。「嫌い」よりも「くさい」で落ち込む若者
臭いに敏感な今の若者。塗るだけで制汗・冷却効果があるボディーローションの昨年夏の売り上げは前年同期の約6倍に上ったという。グローバル化による意識変化
新宿本店のメンズ館、メンズコスメ部門のバイヤー、渡部智博氏は「入社後のセミナーで、上司や先輩からケアの重要性を指摘されて店を訪れる人も多い。ビジネスに身だしなみが大切というのは海外では常識。グローバル化で日本にそんな意識が根付きつつあるのかもしれない」
と話し、男性美容研究家、藤村岳氏は「今の20代男性が目指す美容は、見た目ではじかれたくない、嫌われたくない、というための手段という意識が強い。人目を気にする傾向が若い人ほど強く、清潔男子が増えているのは、人間関係の構築の仕方が変わっている表れではないか」
と、分析する。(毎日JPより)
テレビ番組で、爪の手入れや美容スチーマーの使用、毎日のパックなど、「綺麗男」手入れを行っていることを誇らしげに話すタレントが出現する昨今、女性が好む好まないに関わらず、これからも「清潔男子」や「綺麗男」が増えて行くことは間違いないようだ。
外部リンク
株式会社リクルート|特集2011年-美容経済新聞
http://www.recruit.jp/news_data/old/2011/10/20111025_12529/
毎日JP
http://mainichi.jp/life/fashion/news/20120202ddm013100010000c.html
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