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2010-10-27 11:00
その他
子供時代の手伝いや自然遊び体験が結婚に有利?

お手伝いや自然とのふれあいが人柄に影響?
恋活、婚活中の人は、自身の子供時代どれくらいお手伝いをしただろうか?またどれくらい自然とのふれあいがあっただろうか?10月14日に公表された独立行政法人「国立青少年教育振興機構」の調査結果によると、子供のころの自然体験やお手伝い経験が豊富な人ほど、結婚している割合が高いことが分かった。また、自然体験が多いほどマナーや教養への意識が高く、子供時代の経験が、後の人格形成に大きな影響を与えることが分かる結果となった。
昨年11月に行われたこちらのアンケート調査には、20~60代の男女計5,000人が回答を寄せた。以下産経ニュースより引用。
子供のころに「チョウやトンボなど昆虫をつかまえた」「食器をそろえたり、片づけたりした」「弱い者いじめを注意するなどした」など30項目について体験の有無や頻度を質問し、多いグループ、中間的なグループ、少ないグループに3分類した。
そのうえで、現在の生活実態についても集計した結果、体験の多いグループでは「結婚している」という回答が68・5%、中間グループで67・7%に上ったのに対して、少ないグループは約1割低い58・8%にとどまった。
「子供がいる」という回答も、体験が多いほど割合が高く、多いグループは63・4%、中間グループは61・4%だったのに対し、少ないグループは約1割少ない51・8%だった。
そのうえで、現在の生活実態についても集計した結果、体験の多いグループでは「結婚している」という回答が68・5%、中間グループで67・7%に上ったのに対して、少ないグループは約1割低い58・8%にとどまった。
「子供がいる」という回答も、体験が多いほど割合が高く、多いグループは63・4%、中間グループは61・4%だったのに対し、少ないグループは約1割少ない51・8%だった。
また、こういった幼少期の体験が人格形成や異性との関係のほか、マナーや教養にも顕著に現れる結果も出た。以下産経ニュースより引用。
言葉遣いやはしの使い方など「文化的な作法や規範意識」を調べたところ、意識が高いという結果が出たのは、子供のころの体験が多いグループで54%。これに対し、少ないグループは17・5%にとどまっており、約3倍の開きが出た。中間グループは34・1%だった。
今から実践したい子育ての方向性
こういった結果を踏まえ、自分の子供にどういった教育をしていくべきか。ゲーム機や室内での遊びが主流となっている昨今。学校などでは外で過ごす機会も多いが、自宅に戻るとなかなか外遊びする機会が少ないのが現代っ子の特徴だ。
昔と違い、自然が身近に豊富にあるともいい難い。積極的に「自然とのふれあい」を子供にさせたいと思ったら、公園や森林など自然豊かな場所へ親が子を連れ出す必要がある。
またお手伝いも親が積極的に働きかけ子供にさせるような努力が必要である。
調査に携わった千葉大学の明石要一教授(教育社会学)はこう分析する。
「子供のころのさまざまな体験を通じて、心が豊かになり、人間関係を学ぶ。社会上の大切なマナーや作法を学んでいるから、自然と異性にも魅力的に映るのではないか」
自分の子供に「恋活力、婚活力」をつけさせ、将来幸せな家庭を築いてもらうためにも、親は子供に「お手伝い」をさせ、休日は積極的に自然の多い場所に連れ出すことが大切だ。
外部リンク
独立行政法人 国立青少年教育振興機構
http://www.niye.go.jp/
千葉大学
http://www.chiba-u.ac.jp/
MSN産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/life/education/101014/edc1010141102000-n1.htm?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter
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