• TOP
  • >
  • 46%の結婚式場がリーマンショックの影響あると回答 MINOMO調べ
2010-11-13 11:00

その他

46%の結婚式場がリーマンショックの影響あると回答 MINOMO調べ

MINOMO
式場経営の実態を浮き彫りにする調査結果を発表
不況知らずと言われるブライダル業界だが、現在急激な式場増加により競争が激しくなり、リーマンショックによる世界規模の不景気という背景から、その神話が崩れつつある。結婚式場経営の実態と課題はどこにあるのか。式場特有の「持ち込み手数料」などを詳しく把握することで、式場が抱える経営上の問題点がどこにあるのかが明確になってくる。

今回、株式会社MINOMO(徳島県板野郡)は、全国の結婚式場・披露宴会場約3,000会場に対し「式場経営についての意識調査」を実施し、129の会場から回答を取得。その興味深い集計結果が11月9日に発表された。調査期間は2010年10月20日~2010年11月4日。調査方法はFAX自記式法。

アンケート結果から読み取れるリーマンショックの影響と結婚スタイルの変化
調査結果概要と詳細は以下のページを参考にしてもらいたい。
http://www.atpress.ne.jp/releases/17626/1_1.jpg
http://www.atpress.ne.jp/releases/17626/A_5.pdf

まず、各式場の売りとして多かった回答が、「接客」33%と「料理」32%。また、2010年1月~10月までの延べ挙式組数は平均して106組だった。この挙式の1組あたりの平均単価が式全体で2,535,110円という結果に。

リーマンショックの影響が「ある」「なし」の回答がおよそ半数ずつ。その影響が「あった」式場の中で、「持ち直していない」との回答が半数にのぼり、式場経営の明暗が分かれる結果となった。

しかし、影響が「全くなかった」と答えた9%の式場と、今もなお経営が「悪化している」と答えた9%の式場の明確な違いまで示唆されず、その原因解明が求められる。

「持ち込み」に対する回答は「可」が89%、内訳も「無料」が50%となり、ほとんどの式場で持ち込みが可能となっている。新郎新婦の持ち込み要望が強いという背景がうかがえ、結婚スタイルの変化が式場にも反映される結果となった。

「エコ(環境問題)に関心ありますか?」という設問に対しては、67%が関心が「ある」と回答したにも関わらず、実際にエコ活動に取り組んでいる式場は半数に満たない47%という結果となった。

また、県外来場者数は全体の21.4%と高かった結果から、地元の特産物や名産品などを利用した料理・引出物などを組み込むことで、地域活性化に繋げることが期待される。

今回のアンケートを受けて、MINOMOでは、
今回の全国一斉アンケート調査の結果をつぶさに分析し、式場が抱える経営上の問題点を明確にするとともに、式場の経営や集客はもちろんのこと、地場産業としての結婚式場のあり方などについても、有効なアドバイスを行い、エコ活動を促進し、地域活性化にも貢献していきたいと考えております。
とプレスリリースにて記している。


外部リンク

株式会社MINOMO
http://www.minomo.co.jp/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook