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イランで結婚相談所が繁盛していると、朝日新聞社が報じている。

朝日新聞の報道によると、特に結婚に対して熱心なのは高学歴のいわゆるキャリアウーマン。イランの「女性は親が見つけてきた相手と見合いをして結婚する」という風習に縛られず、自分にあった伴侶は自ら探したいという欲求が強いようだ。

しかし、イランでは未婚男女の交際はイスラム教で禁じられていることから、日本ほどおおっぴらな婚活はできない。

そのため顔を合わさず電話やインターネットで入会できる結婚相談所が、若い女性たちから支持されており、現在はすでに30の相談所が国内に存在するという。

ただ、政府統計によると２５～２９歳の未婚女性は５７万人存在するのに対し、この年代の女性と釣り合う３０～３４歳の未婚男性の数はわずか２６万人。男性がもれなく結婚するとしても半数以上の女性があぶれてしまう計算になる。

イランの女性の婚活は、日本の女性のそれより厳しい状況にあるといえそうだ。

外部リンク

asahi.com
イラン大使館（ペルシア語）