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2010-11-22 10:00
その他
「えん」は「えん」でも『関節炎とご縁』の意外な関係とは?

幸福は何にも勝る
アメリカの「メディカルデイリー」は19日、幸福な結婚生活が関節炎のつらい痛みをやわらげる、という研究結果を「ジャーナルオブペイン」が発表したと報じている。この発表によると、深刻な問題を抱えているシングルより、幸福な結婚生活を送っている既婚者の方が、より痛みが少ないことを改めて確認したとのことだ。
Image: Aunt Owwee
研究では、225人の関節炎の患者の日常生活を分析し、その際、結婚生活がうまく行っている114人の患者の痛みのレベル測定数値は、うまくいっていない場合より低かったそう。
Love & Peace ピース
研究のリーダーで、ジョンズ・ホプキンス大学のジェニファー・バースキー・リーズ博士は次のように語る。「健康状態は結婚生活の質に深くかかわりがあるのであり、結婚していればよい、ということではないことを示しています。質の良い結婚生活には、患者さんの気分を落ち着かせる何かがあるんです」
また、心理学と保健衛生の専門家であるランカスター大学のキャリー・クーパー教授は、以下のように述べている。
「結婚生活がうまくいっていないと、精神的・肉体的にかかわらず、より痛みをひどく感じます。また、社会的な援助を受ける機会が多いほど、痛みを増すようなネガティブなストレスは少なくなります」
編集部 松田鞠
外部リンク
メディカルデイリー.com(英語)
ジャーナルオブペイン(英語)
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