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2010-12-15 16:00
その他
マレーシアで14歳少女が結婚

現地で波紋を呼ぶ
マレーシアの首都、クアラルンプールの直轄地であるモスクで12月4日、行われた合同結婚式に、14歳の新婦が参加していたことが波紋を呼んでいる。イベントはマレーシア・イスラム開発局が主催して行ったもので、当日は約250組のカップルが参加。各カップルには1,000リンギ(1リンギは約26~27円)の祝い金が贈られた。
国内でも意見割れる
14歳の女性と結婚式に参加したのは小学校教師の23歳の男性。少女とはかねてから家族ぐるみの付き合いをしており、シャーリア(イスラム教に基づく法律)法廷からの許可もすでに得ているという。ちなみにマレーシアナビによると
なお世俗法では、州首相の許可があれば16歳以上で結婚できる。イスラム家族法でも男性は18歳、女性は16歳以上で結婚できるが、特別な事情の下でイスラム裁判官が認めた場合はそれより若年でも結婚することができる。
とのこと。宗教に基づく法律に縁のない日本人には理解しづらい。この結婚に対し「女性救済機構(WAO)」は男女とも結婚できる年齢を18歳以上にすべきと指摘し、また国内でもジャミル・キル・バハロム首相府相が結婚を容認するコメントを発表したのに対し、シャリザ・アブドル・ジャリル女性家族社会発展相は女性側が若すぎると反発。国内でも意見は分かれているもようだ。
外部リンク
マレーシアナビ
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