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中国の重慶市永川区で、71歳の男性と96歳の女性が結婚したことが、地元で評判を呼んでいると中国新聞社が報じた。

2人には現在身寄りがなく、蓄えもそれほどないためささやかな披露宴を催したのみであったが、集まった知人が2人を祝福した。

男性の名前は潘自才さん。3歳のときに両親を亡くして以降、極貧生活を続けていたが、やっと一緒に安らげる相手を見つけた。

一方妻になった鐘さんは幼い頃から流浪の生活を続けたのち、楊という姓の家に引き取られるも20歳のときに追い出され、その後鐘という家の使用人を務めるという暮らしをしていた。鐘さんは実は自分の苗字を知らないため、現在は便宜上「鐘陳」と名乗っているという。

鐘さんは1997年煮結婚するも2007年に死別。精神のバランスをいったんは崩したが、なぜか素直に相手の言葉を受け止めることができた潘さんと3年の交際期間を経て、結婚に至った。

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