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アメリカでは借金が原因の離婚が非常に多く見られるといいます。
借金があるだけで、友人関係にすぐにひびが入ったりすることはありませんが、ともに暮らす家族となると話しは別です。
借金は出来るだけ早くに返済しないと、結婚生活に悪影響を起こすという警告が発表されました。

金融専門家で、「富への第一歩（原題 ; First Steps to Wealth）」の著者であるダニー・ジョンソン氏は、多くの離婚の原因が借金であることに触れ、これは子どもの発達にも影響があるとしています。

借金というと聞こえが悪い部分がありますが、パートナーときちんと管理できている分には有害なものではありません。車や家など、ローンで購入するのが標準的なものもあります。そこで、ジョンソン氏は、パートナーと借金の管理を行う5つの家庭円満のコツをまとめてくれました。

憎いのは借金なのに、いつの間にかパートナーに怒りの対象をすりかえてしまう人が非常に多いそうです。パートナーとはいがみ合うのではなく、冷静に計画的に借金という名の敵を降伏するような関係でいなければいけません。自分のエネルギーと時間を、借金が原因のケンカに使ってしまうのは、絶対に避けましょう。

お金をたくさん稼げる人のほうが豊かなわけではありません。月収1億でも、支出が1億だったら、精神的にとても貧しい状態といえるでしょう。自分たちの収入で手に入るものを見つけること、そしてそれはお互いが満足できるものであることが大事なのです。二人で楽しく倹約できる状態が最強です。

自分たちの収入が、希望より少ないことを、仕事のせいや、政治経済のせいなどにしてはいけません。自分の経済状況を管理するのは自分自身であることをわきまえましょう。

仕事は経済状況と直接に繋がるので、つい自分の優先順位が仕事に行ってしまう人も多い事でしょう。けれども、家族や大切な人と過ごす時間も忘れないようにしましょう。心が満ち足りていることで、物質的な飢餓状態が癒されるのです。その結果は仕事に戻ったときもきっといい影響をもたらしますよ。

ジョンソン氏はお金のことでパートナーに嘘をつくとしたら、それは関係性そのものの危機を意味しています。離婚に繋がるお金の問題では大抵どこかに秘密があるものです。彼との関係を長続きさせたいと思ったら、お金に関する嘘はつかない、つかせない、をモットーにしましょう。

一緒に暮らす上で、お金のことは、決して避けて通れない話題です。お互い理解しあえる状況を作る事が大切ですね。

外部リンク

Fox Business ; Don’t Let Debt Ruin Your Marriage
http://www.foxbusiness.com/personal-finance/2011/09/16/dont-let-debt-ruin-your-marriage/