• TOP
  • >
  • 恋愛におけるマンネリ打破にはドーパミン!?
2010-11-14 11:00

その他

恋愛におけるマンネリ打破にはドーパミン!?

トーパミン
『恋愛脳』の著者、米山氏が分析する「ときめき」の維持方法
恋が実ってからも、恋愛の悩みは尽きないもの。特に長く付き合っていくうちに陥りがちな「倦怠期」は、男女共に不安に感じる人も多いのではないだろうか。それは恋人同士は勿論、夫婦にも当てはまる。出会った頃のときめきをもう1度感じたい。そんな時はどうしたらよいのだろうか。医学博士であり、『恋愛脳』の著者でもある米山公啓先生の分析によると「ドーパミン」が効果を発揮するという。

PEA(フェニル・エチル・アミン)という恋愛ホルモンがある。これがときめきと気持ちの高ぶりを引き起こすという。このPEAから脳内ホルモンであるオキシトシンが促進され、「会いたい」「一緒にいたい」という気持ちを増幅する。

また、快感ホルモンと呼ばれるドーパミンの分泌も恋愛関係には重要だという。そしてなんと、恋愛ホルモンPEAの分泌の期限は3~4年で、その分泌が終わればときめきも失われるというから驚きだ。

米山氏の分析によると、恋愛初期のときめきを維持するのは不可能に近い。そこで効果を発揮するのがドーパミンだ。米山氏は、
「快感ホルモンであるドーパミングによって、一緒にいることに幸せを実感したり、手をつなぎ目を見つめ合うことに快感を得ることができます。脳からドーパミンを放出させることで恋愛感情を持続することは可能です」
と語る。

意識して刺激を加えることでドーパミンの分泌を活性化―それがときめきに
ドーパミンを継続的に分泌させるには、「心地よさ」と「意外性」という刺激が必要だと米山氏は分析する。相手を意識して「ほめる」ことで、「心地よさ」を与えることが効果的だという。この「心地よさ」がドーパミン分泌を活性化させる。「その髪型素敵だね」「そのメイクいいね」など、小さなことでも言葉に出してほめることが大切だという。

また「意外性」については、予想しなかったタイミングでのプレゼントなど、嬉しい驚きを与えること。普段言わないような愛の言葉やスキンシップがあれば、さらに効果的だという。

恋愛初期には意識しなくても脳内ホルモンが分泌され続けるが、付き合いが長くなればなるほど、関係はマンネリ化して分泌はストップしてしまう。そんな時には、意識して新しい刺激を与えることで快感ホルモンを分泌させることが大切なようだ。これは恋愛関係だけでなく、夫婦も同様だ。

ときめきを持続させるために、恋人や配偶者を意識してほめたり、サプライズを用意するような心がけを常に持ちたい。


外部リンク

米山公啓米山公啓のホームページ
http://www21.ocn.ne.jp/~yoneyone/
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • twitter
  • facebook